Small Ball:基本原則、Swish & Dunkでのシミュレーション、理想の選手

Small Ballはサイズをスピードと交換する戦い方です。ビッグマンのポジションにフォワードを置き、5人全員が打てて走れる。そして相手のビッグマンをペイントの外へ引きずり出す。Swish & Dunkでは最もリングを攻めないシステムで、テンポも速く、速攻の数は全体で2番目です。スモールボールの仕組み、マッチエンジンでの正確な再現、そしてこの取引を割に合うものにするためにカードに必要なスキルを見ていきましょう。

スモールボールの概要

スモールボールとは?

スモールボールとは、本格的なセンターを置かず、あるいはビッグマンの位置にフォワードを起用して、コート上のスピード、シュート力、ボールハンドリングを増やす戦い方です。相手のビッグマンは、外で自分より速い選手をマークするか、その選手をフリーにするかを迫られます。

ドン・ネルソンは何十年もこのスタイルを試し続けました。2007年の「We Believe」ウォリアーズはこれを武器に、第1シードのダラス・マーベリックスを倒す大番狂わせを起こしました。マイアミ・ヒートはレブロン・ジェームズをパワーフォワードに置いて2012年と2013年に優勝。そしてドレイモンド・グリーンをセンターに据えたゴールデンステート・ウォリアーズの「デス・ラインナップ」が2010年代を代表するスタイルにし、2019-20シーズンのヒューストン・ロケッツは、公称196cmのP.J.タッカーをセンターで先発させるところまで突き詰めました。

コート上での仕組み

代償はサイズです。オフェンスリバウンドが減り、リムプロテクションが弱まり、支配的なポストプレーヤーには痛い目を見せられることもあります。

Swish & Dunkでのスモールボールの再現

Swish & Dunkのマッチエンジンは各ポゼッションを一連の判断としてシミュレートし、戦術は各段階で選択肢の比重を変えます。中立値1.00と比べたSmall Ballのパラメータは次のとおりです。

パラメータSmall Ball試合での影響
テンポ×0.90ポゼッションが短い。中立的なディフェンス相手で約5%短い。
3ポイント×1.305-Outと並んで、はっきり3ポイント寄り。
ペイント内のシュート×0.80ゴール下のシュートは全オフェンスで最少。
ピック&ロール×1.102メンゲームが増える。
速攻×1.20ポゼッションの約18%が速攻で、Run and Gunに次ぐ多さ。
ボールムーブ×1.05キックアウトとアシストがやや増える。
ターンオーバーのリスク×1.00中立。
オフェンスリバウンド×0.805-Outに次いで低く、セカンドチャンスは少ない。

戦術はラインナップを選んでくれない

最も大事なポイントです。Small Ballを選んでも、ラインナップが小さくなるわけではありません。戦術が変えるのは選手の振る舞いで、誰が出るかはラインナップ設定の画面で決まります。昔ながらのセンター2人でSmall Ballを使えば、得点源がペイントにいるのにペイントを避けるチームになってしまいます。本当の効果を得るには、フォワードとウイング中心のラインナップと組み合わせましょう。

エンジンではサイズがはっきり効きます。リバウンドでは各選手の比重が身長(195cmから1cmごとに約1.5%、上限あり)とポジションで調整され、センターとパワーフォワードが有利です。ゴール下では、198cmを超える1cmごとに近距離シュートの成功率がわずかに上がり、下回る1cmごとにわずかに下がります。上下とも最大6ポイントです。小さいラインナップはこの両方で不利を受けます。だからこそ戦術はペイントから遠ざけるのです。

シュート選択と速攻

選手が自分でシュートを作るとき、エンジンは能力値・ポジション・戦術をもとに、3ポイント、ミドルレンジ、ゴール下のフィニッシュから選びます。3ポイント80の基準となるシューティングガードは、Small Ballでは自分で作るシュートの約67%を外から打ち(バランス型は58%)、ゴール下はわずか19%です。外角80のストレッチビッグはシュートの約44%を3ポイントにし、スクリーンの約75%でポップします。

ポゼッションの約18%が速攻です。ボールはトランジションオフェンスとスピードが最も良い選手に渡り、シューターはトランジションオフェンス、スピード、レイアップ、3ポイントで選ばれます。3ポイントとペイントの比重の差がゲーム内で最も大きいため、Small Ballの速攻は他のどのシステムよりもトレーラーの3ポイントで終わります。トランジションのシュートには最大12ポイントのボーナスが付き、ディフェンダーのトランジションディフェンスが高いほど小さくなります。

マッチアップはポジション単位

各シュートは、シューターと同じメインポジションのディフェンダーがチェックします。スモールにしてセンターを外すと、相手センターはエンジンが選んだあなたの誰かがマークし、余ったウイングは相手ウイングとぶつかります。Small Ballはインサイドの守備が弱い選手を隠せますが、相手のビッグマンをゴール下で止められる選手がいないことも意味します。

理想の選手と探すべきスキル

スキル名はカードの表記と同じです。

ポジション重要スキル理由
ポイントガードスピード、トランジションオフェンス、P&Rハンドラー、3ポイントボールを素早く運び、増えたピック&ロールを仕切る。
シューティングガード3ポイント、キャッチ&シュート、スピード速攻のトレーラーで、キックアウトの受け手。
スモールフォワードトランジションオフェンス、スピード、3ポイント、ペリメーターディフェンススモールボールの申し子。走り、打ち、外で守る。
パワーフォワード3ポイント、ディフェンスリバウンド、ボックスアウト、パワー打てるうえに、リバウンドでも体を張れるフォワード。
センター(またはその位置のフォワード)ディフェンスリバウンド、ボックスアウト、パワー、スクリーン、3ポイントリバウンドの不利がシステム最大の代償。ここで抑える。

Small Ballはウイングが豊富なロスターにぴったりです。手持ちの最高のカードがスピード、3ポイント、ペリメーターディフェンスに優れたフォワードで、センターが弱いなら、弱点を隠して長所を伸ばしてくれるのがこのシステムです。

どのディフェンスに強いか

相性表の全体によると、戦力が互角の場合:

スイッチ系の守備が相手なら、その試合はTriangleやRun and Gunのようなペイントを攻めるシステムに切り替えるのが正解です。

組み合わせるディフェンス

よくある失敗

よくある質問

バスケのスモールボールとは何ですか?

本格的なセンターを置かず、あるいはビッグマンのポジションにフォワードを起用して、スピード、シュート力、スイッチへの対応力を高める戦い方です。リバウンドでのサイズ不利を受け入れ、その代わりにスペース、テンポ、3ポイントを手に入れます。

スモールボールを有名にしたチームは?

ドン・ネルソンのウォリアーズとマーベリックスが長年試し続け、マイアミ・ヒートはレブロン・ジェームズをパワーフォワードに置いて優勝しました。そしてドレイモンド・グリーンをセンターに据えたゴールデンステート・ウォリアーズの「デス・ラインナップ」が、2010年代を象徴するスタイルにしました。2019-20シーズンのヒューストン・ロケッツはP.J.タッカーをセンターに起用し、極限まで突き詰めました。

Swish & DunkでSmall Ballを選ぶとラインナップは変わりますか?

変わりません。戦術が変えるのはチームの戦い方で、誰が出るかではありません。本当にスモールにするには、ラインナップ設定の画面で小柄で速い選手を選ぶ必要があります。昔ながらのビッグマン2人でSmall Ballを使うと、その価値の多くを無駄にします。

なぜスモールボールはリバウンドで負けるのですか?

Swish & Dunkのリバウンドは、スキル、パワー、ポジション、身長で決まります。さらにSmall Ballのオフェンスリバウンド傾向は×0.80と全オフェンスで2番目に低く、セカンドチャンスはめったに生まれません。

スモールボールに効くディフェンスは?

最も苦手なのはSwitch-Everythingで、Man-to-ManとMatch-Up Zoneが続きます。どれも外のシュートをよくチェックします。逆にDrop CoverageとPack Lineは最も戦いやすい相手で、Small Ballがほとんど攻めないリングを守っているからです。

Small Ballはゲーム内にある8つのオフェンスシステムのひとつです。戦術の完全ガイドでは、すべてのオフェンスと8つのディフェンスを比較しています。実際のNBAがどのように小さく、3ポイント中心のラインナップへ移っていったかは、NBA30シーズンの分析で確認できます。

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